
ニキビ跡をキレイに消す方法!美容皮膚科の治療法や効果を高めるアフターケアを解説
「ニキビ跡が気になる」「自力で消す治し方は?」などといった悩みを持つ方が多いのではないでしょうか。
本記事はニキビ跡を消す治療方法やスキンケアなどをご紹介します。
ニキビ跡をキレイに消すためには、原因を知ってアフターケアで効果を高めるのが大切です。また、おすすめの市販薬も紹介しているので参考にしてくださいね。
【このコラムでわかること一覧】
ニキビ跡を消す治療方法
ニキビ跡治療後のアフターケア
美容皮膚科と皮膚科はどっちがおすすめ?
ニキビ跡とは、ニキビの炎症後ケアせずにそのまま放置したことにより悪化し、皮膚の表面に色素沈着を起こしたり赤みが残ったりする状態のことです。
ニキビ跡になると自力で改善することが難しく、クリニックで治療しなくてはならないこともあります。
この記事の目次
ニキビ跡を消すためには
原因を知るのが大切
ニキビ跡赤み →治療法はこちら |
ニキビ跡色素沈着 →治療法はこちら |
ニキビ跡クレーター →治療法はこちら |
ニキビ跡ケロイド →治療法はこちら |
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特徴 | ニキビの炎症が落ち着いた後赤く残る 炎症後紅斑とも呼ばれる |
茶色いシミのような跡 | 肌の表面に凹みがある | ミミズ腫れのように見える 痛みを伴うこともある |
原因 | 毛細血管の誇張 細胞の修復 刺激を与えた 炎症が長引いた |
紫外線を浴びた 大量のメラニン色素が生成 肌の乾燥 |
ニキビ以外の皮膚組織も破壊 ニキビを潰した 真皮層まで炎症が悪化 |
しこりの状態が悪化 ダメージを治すために過剰に反応 過剰にコラーゲン線維が生成 |
治療法 | レーザー治療 光治療 ケミカルピーリング |
レーザー治療 ケミカルピーリング |
ダーマペン PRP治療(再生治療) ケミカルピーリング |
圧迫療法 注射 |
ニキビ跡を消すためには、まず自分のニキビの種類を確認する必要があります。原因とともに、症状を見ていきましょう。
原因①赤みのあるニキビ跡
画像引用:水の森美容クリニック
ニキビ跡の多くは、赤みであることがほとんどです。ニキビ跡は「炎症後紅斑」とも呼ばれ、ニキビで炎症が起こった後に赤く残ってしまいます。
ニキビの炎症により、毛細血管が新たに作られ誇張したことが原因です。赤みのニキビ跡でも軽度なら肌のターンオーバーで徐々に薄くなり消えていく可能性があります。
しかし、ニキビ跡の炎症が肌の奥深い部分までダメージを受けている場合は、時間が経っても傷がなかなか消えません。
原因②色素沈着のニキビ跡
画像引用:メディアージュクリニック青山院
ニキビ跡の色素沈着も赤みと同様、多く見られる症状です。色素沈着はメラノサイトが活性化することでメラニン色素を促し、茶色くシミのように見える症状。
また、炎症が落ち着いたあとに色素が肌に残り「炎症後色素沈着」と呼ばれることも。通常肌のターンオーバーによって色素沈着は、半年から1年ほどかけてゆっくり作用し、徐々に消えていきます。
しかし、炎症のダメージが大きいと、そのまま色素が肌に残ってしまうケースもあり、クリニックで治療しなければキレイに消えません。
原因③凹み・クレーターのニキビ跡
画像引用:水の森美容クリニック
凹みやクレーターまでになると、ニキビの炎症が真皮まで到達して皮膚を破壊してしまいます。さらに、化膿したニキビを手や爪を使って潰すことで雑菌が入り込み、クレーターの原因に。
重度のニキビ跡になってしまうと、自然治癒で治すことは難しいと言えます。そのため、クリニックでクレーター治療などの対策を行う必要があるかもしれません。
原因④しこり・ケロイドのニキビ跡
画像引用:メディアージュクリニック青山院
ニキビの炎症が真皮層に達すると、再生能力の異常によってしこりができることがあります。破壊された皮膚を修復するために、コラーゲンを過剰に分泌。これによってしこりのように固くなるのです。
また、ケロイドは赤い盛り上がりのある症状なのですが、今のところ原因はわかっていません。ケロイド体質が起こりやすいと言われています。
刺激や紫外線で肌の奥までダメージを与えると、ケロイドを引き起こしてしまうことも。そうなると跡が残り、自力ではどうすることもできないため、医療機関でしっかり適切な施術を受けることが大切です。
ケロイドと見た目が同じような「肥厚性瘢痕」という症状の場合もあります。
参考:兵庫医科大学病院
ニキビ跡を消す治療方法を種類別で解説
ニキビ跡を消すのには、ニキビ跡の種類と治療法が合っていなければ効果が発揮できずキレイに消すことができません。ここではニキビ跡のタイプ別でキレイに治す方法をご紹介します。
方法①ニキビ跡が赤みの治し方
色素を破壊するレーザー治療
ターンオーバーの乱れを整えるケミカルピーリング
ニキビ跡の炎症を抑える光治療
ニキビ跡を早く治したい方はレーザー治療がおすすめです。レーザーの熱は赤い色素に反応し吸収されます。ニキビ跡に照射することで、赤みを引かせる効果が期待できますよ。
また、レーザー治療の他にも、肌のターンオーバーでコラーゲンやエラスチンを促進させる光治療や、ビタミンC誘導体・トラネキサム酸などの美容有効成分を浸透させるイオン導入もおすすめです。
ダウンタイムが長く取れない方は、副作用の少ない光治療にするなど検討しましょう。
参考:美容皮膚科タカミクリニック
症例写真
画像引用:東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュ
症例詳細はこちら
詳細:光治療(IPL(Intense Pulsed Light))を3週間の間隔をあけて顔全体に5回照射し、ケミカルピーリングも5回施術した例
税込:346,500円
リスク・副作用:色素沈着のある部分にパチンと輪ゴムで軽くはじかれたような痛みがあります。施術により作用したメラニンが浮き出ることで、一時的にシミが濃くなることがあります。
お問い合わせ先:03-5413-0082
方法②ニキビ跡が色素沈着の治し方
メラニンのみを破壊するレーザー治療
コラーゲンを促進するケミカルピーリング
ニキビの炎症がなかなか治らない場合、これ以上ダメージを悪化させないようにメラノサイトが過剰に分泌されます。メラニン色素を破壊するレーザー治療が一般的です。
レーザートーニングは弱い光のエネルギーを照射し、メラニン色素を徐々に減らしていく効果を期待できます。
その他にも、ケミカルピーリングは薬剤を顔に塗布して、古い角質を除去するため、ターンオーバーが正常に整う効果が期待できるので、医師と相談して最適な方法を探すようにしましょう。
参考:水の森クリニック
症例写真
画像引用:品川スキンクリニック
症例詳細はこちら
詳細:美肌エイジングケア(若返り)治療:レーザーで皮膚に微細な穴を開けることで肌の再生を促進し、しわ、たるみ、ニキビ跡などを治療。
税込:最低/最高価格 2,640円〜182,200円)/1回
リスク・副作用:ハレ/赤み:1日位。皮膚がザラザラした感じ:4日~1週間位。治療間隔:3週間以上空け、計4回。【経過日数】4ヶ月後
お問い合わせ先:0120-679-400
方法③ニキビ跡がクレーターの治し方
針で穴を開けて自然治癒力を高めるダーマペン
自分の血液で肌にハリを出すPRP治療(再生治療)
ターンオーバーを促すケミカルピーリング
自力ではどうすることもできない凹みやクレーターは、専門の医療機関で治療するのがベストです。中でもダーマペンはニキビ跡のクレーターを消すのに人気があります。
ダーマペンはヘッドに髪の毛より細い極細針がついており、肌に細かい穴を開けることで人が本来持つ治癒力を高める施術です。
また、マッサージピールとダーマペンを組み合わせたヴェルベットスキンも、ニキビ跡を消すのに効果が期待できますよ。
参考:品川スキンクリニック
症例写真
画像引用:品川美容外科
症例詳細はこちら
詳細:ダーマペン4:極細針で肌に微細な穴を形成し有効成分を浸透させる施術。治療回数:3回
税込:10,800円〜36,300円
リスク・副作用:ハレ/赤み:1週間位 通院:治療間隔3~4週間毎を推奨
お問い合わせ先:0120-189-900
方法④ニキビ跡がケロイドの治し方
薬剤を直接投与するステロイド注射
皮膚の繊維細胞の増殖を抑える圧迫療法
ケロイドと肥厚性瘢痕は症状に違いがあるものの、治療方法はほとんど同じです。ニキビ跡治療としてステロイド注射を打つ方法があります。ステロイドは炎症を抑えて間接的に繊維細胞の増殖を防ぐ薬剤です。
また、圧迫療法はシリコンシートなどで患部を圧迫することで、血流を低下させます。炎症の進行を予防できるとされている施術です。
参考:日本形成外科学会|ケロイド・肥厚性瘢痕
ニキビ跡を消すのに効果的な6つの対策
ニキビ跡を消す前後に簡単にできる効果的なセルフケアの方法を詳しくご説明します。
ニキビ跡対策①栄養バランスを考える
直接ニキビ跡を消すのに関わるわけではありませんが、食事バランスは肌にとって重要なポイントになります。
健康的にも良い食材を摂取するということは、外側だけではなく内側からキレイを意識することができますよ。
特にビタミンCは肌に良いことは有名ですが、家にあるものの中にも気軽に摂取できる食材があります。レモンやピーマン、レタスなどはビタミンCが豊富で、美白効果も期待できる食材です。
また、ナッツやゴマ、レバーや納豆などはニキビを予防するのにもおすすめの食材。これらの食材だけではなく、栄養バランスを考えながら1日の献立を決めましょう。
もし栄養を補えない日があれば、サプリメントに頼るのも一つの手です。
参考:美容皮膚科タカミクリニック
ニキビ跡対策②睡眠不足に気をつける
睡眠不足は肌にとって悪影響を与えます。睡眠が肌にとって大事だと言われる理由は、昼間にダメージを受けた肌の修復を睡眠中に行うからです。
睡眠不足になると肌の修復する成長ホルモンが分泌されず、肌のターンオーバーが乱れる原因に。
そうなると肌の新陳代謝が低下し、古い角質を排出できなくなります。皮脂が溜まってしまい、ニキビができやすい肌になるので気をつけましょう。
正しい生活習慣をコツコツ行えば、肌もきっと応えてくれますよ。
参考:アクネクリニック
ニキビ跡対策③正しい洗顔方法
毛穴の汚れを泡で落とすようなイメージで洗顔するのが大切です。ニキビ跡ができている状態で肌を強くゴシゴシ洗ってしまうと、炎症が悪化するので気をつけなくてはなりません。
洗顔料はしっかり泡立てて、肌に負担をかけないように優しく洗います。手で肌に触れずに泡で汚れを残さないように、しっかり落とすイメージで洗ってください。
また、顔を洗うときは必要な皮脂までを落としすぎないように、ぬるめのお湯で洗うのがポイントです。
特にメイクしていると汚れが残りやすいため、十分な洗顔をきちんと行う必要があります。
ニキビ跡対策④紫外線対策を行う
紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすい肌質となります。乾燥することでターンオーバーが乱れ、新しい皮膚細胞を促進できなくなるのです。
そのため、外出時は日焼け止めを塗り、日傘や帽子などで紫外線対策を心がけるようにしてください。
また、ニキビ跡の治療直後の場合は、肌に刺激や摩擦を起こす可能性があることから、肌に塗布するクリームタイプを利用するのではなく内服薬を用いるのがおすすめです。
紫外線が強い時間帯は極力避けるようにしてくださいね。
ニキビ跡対策⑤保湿ケアをしっかり行う
洗顔後も正しいニキビケアを行いましょう。洗顔後は肌が乾燥しやすく、すぐに化粧水や乳液などの化粧品で肌への水分補給を行なうことが必要です。
潤いを保つことでニキビ跡の悪化を防ぎ、治りを早めてくれる可能性があります。また、術後は肌がデリケートな状態なので、できれば刺激の少ないアフコールフリーの化粧品を使うようにしてください。
ニキビ跡対策⑥角質ケアでターンオーバーを整える
角質ケアはピーリングと呼び、肌に蓄積されている古い角質を除去する方法です。角質を除去することで、新しい細胞が生まれ変わりやすくなり、ターンオーバーの乱れを正常に保ちます。
特に、ニキビ跡の色素沈着は角質が溜まりやすい状態なので、ピーリングによって要因を取り除くことが可能に。
ツブツブのスクラブや強い薬剤を使用する市販のピーリングは、肌トラブルにつながる恐れがあるのでできるだけ避けてください。
使用する前は必ずパッチテストを行なってからにしましょう。
参考:美容皮膚科タカミクリニック
ニキビ跡を消すのに市販薬は効果的?
「ニキビ跡を消すためにわざわざ皮膚科に行くのはちょっと・・・」と考える方も少なくありません。できれば簡単に手に入る市販のものでニキビを消したいですよね。ここでは市販薬はニキビ跡を消すのに有効なのかを解説します。
ニキビ跡に効果的なおすすめの市販薬
ニキビ跡を市販薬で消すには、軽度の赤みや色素沈着であることが前提です。市販薬でニキビ跡を治したい方は、まず自分が軽度のニキビ跡なのかを確認してからにしましょう。
美白成分が含まれており、厚生労働省でも認められているニキビ跡を消す効果が期待できる成分は、以下の通りです。
期待できる効果 | 美白成分 |
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メラニン生成を抑制 | ビタミンC誘導体 コウジ酸・ルシノール トラネキサム酸 アルブチン・プラセンタエキス |
メラニン排泄を促進 | リノール酸S・4MSK |
メラニンを還元 | ビタミンC誘導体 |
※2.2022年7月時点 公式HPより
※1mmあたりの料金を目安に計算。実際の料金は医師の診察・施術によって変わります。
※掲載クリニックは自由診療のため保険適用外です。
上記はほんの一例ですが、市販で購入する際はぜひ参考にしてください。
ひどいニキビ跡は市販だと治らない
クレーターやケロイドはもちろんのこと、赤みや色素沈着の症状がひどい場合は市販で消すのは難しいです。
ドラッグストアで販売されているニキビ跡を消す市販薬は、主にニキビを予防することを目的としています。そのため、本格的に治療するなら医療機関で医師に相談するのが良いでしょう。
化粧品は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、医薬品医療機器等法)」で「化粧品」と「医薬部外品」に分けられています。
「医薬品医療機器等法」での「化粧品」は、美しく見せる、頭皮や毛髪を清浄にする、などを目的としたものです。「医薬品医療機器等法」での「医薬部外品」に区分される化粧品の多くは「薬用化粧品」と表示されていますが、にきびを防ぐ、美白に効果がある、などの「有効成分」を含有しています。
引用:国民生活センター|化粧品と医薬部外品の違いは?
ニキビ跡を消すのに皮膚科・美容皮膚科
どっちがおすすめ?
「ニキビ跡の悩みを解決するには医療機関が良い」ということがわかったものの、皮膚科と美容皮膚科はどちらを選ぶのか迷ってしまいますよね。
ここではニキビ跡を綺麗に消すのに適切な医療機関をご紹介します。
皮膚科の診療内容
皮膚科は皮膚専門の医療機関ですが、基本的に病気の改善を目的とすることが多いです。
そのため、ニキビ跡を消すための治療法が少なく、内服薬や外用薬の処方がメインとなります。ニキビ段階であれば解消する可能性もありますが、ニキビ跡なると改善までに時間がかかるのがデメリット。
中にはレーザーを導入している皮膚科もありますが、ほんのわずかだと思っておいてください。
ただし、皮膚科で処方してもらった薬は保険適用になることが多いです。
美容皮膚科の診療内容
美容皮膚科ではレーザーや光治療、美肌注射など様々なメニューが用意されており、ニキビ跡を綺麗に消してくれる可能性が高いです。美容皮膚科で受診すれば、ニキビ跡の種類に合わせた施術をいくつか提案してくれます。
ニキビ跡が治っても、さらにニキビができにくい肌質になるようにサポートしてくれますよ。美容皮膚科は基本的に自由診療となりますが、「美肌も目指したい」「早くニキビ跡を消したい」という方におすすめです。
医療機関でニキビ跡を消す際の注意点
医療機関でニキビ跡を消す際のクリニック選びは、どんなことに注意しなくてはならないのかを解説します。
クリニックの口コミをチェックする
気になるクリニックが見つかったら、まずは口コミをチェックしましょう。口コミサイトは実際にニキビ跡を消す治療を行なった人たちが記載しているので、リアルな体験を閲覧できます。
良い部分だけではなく、悪い部分も見ることで、クリニックの雰囲気や評判などが見えてきますよ。ただし、口コミはその人の受け取り方によって変わってくるため、100%の情報ではないことも頭に入れておきましょう。
カウンセリングが丁寧か
複数のクリニックで無料カウンセリングを受けて、それぞれ比べるのがおすすめです。カウンセリングではニキビ跡を消すために、どうすれば良いのかの説明を行なってくれます。
その際に、患者に対して時間をかけて、丁寧にカウンセリングしてくれるかをチェックしましょう。「患者の意見を聞こうとしない」「すぐに治療に持ち込む」といった医師や看護師なら他のクリニックを検討してください。
アクセスがよいか
ニキビ跡治療は1回で治ることはありません。そのため、「自宅や会社から通いやすい場所にあるか」「駅から5分以内にあるか」など、自分で条件を出して見つけましょう。
また、都度払いではなく料金プランが多くあり、長期間通っても毎月の負担にならないようなクリニックを見つけてくださいね。
ニキビ・ニキビ跡に関するよくある質問
ニキビやニキビ跡の悩みを持つ方のために、よくある質問をまとめました。ニキビ跡を消す前の参考にしてください。
ニキビからニキビ跡になるまでの流れは?
ニキビの初期段階から最終段階までを解説します。
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種類 | 白ニキビ | 黒ニキビ | 赤ニキビ |
特徴 | 白くポツポツしている 小さな斑点 |
表面が黒く見える | 炎症で赤く腫れる 痛みを伴う 悪化すれば黄ニキビになる |
要因 | 毛穴に皮脂が詰まっている 肌バリア機能の低下 |
皮脂や角栓が空気に触れて 酸化している |
外部の刺激 手で潰した |
段階 | 非炎症 初期 |
中期 | 後期 |
※2.2022年7月時点 公式HPより
※1mmあたりの料金を目安に計算。実際の料金は医師の診察・施術によって変わります。
※掲載クリニックは自由診療のため保険適用外です。
ニキビができる要因は、毛穴の詰まりや皮脂腺の過剰な分泌、アクネ菌の増殖が挙げられます。特にアクネ菌は皮脂や角栓を餌とし、繁殖する性質があるため、増殖することでニキビになりやすいのです。
また、ニキビが炎症しているところに、手で触ったり潰したりすると雑菌が入り込んでニキビ跡になってしまいます。
参考:はなふさ皮膚科
ニキビ跡治療後の化粧はいつから?
ニキビ跡治療の方法によって、当日メイクしてもOKだったり翌日からだったりと変わります。比較的どの治療も翌日以降がOKになることが多いでしょう。
化粧よりも気をつけなくてはならないのが、当日の入浴です。ニキビ跡を消す治療は肌が赤みを帯びることがあるため、血行を良くするような入浴や運動などは避けてください。その他にも顔のマッサージなどはNGです。
治療後のアフターケアをしっかりドクターに聞いてくださいね。
ニキビ跡はどのくらいで消える?
ニキビ跡治療が行われてから約1ヶ月ほどで効果を実感し始め、2〜3ヶ月で目立たなくなります。ただし、赤みや色素沈着のニキビ跡の場合です。
クレーターやケロイドが発生してしまったら、半年程度は通院する必要があるかもしれません。基本的にニキビ跡はすぐに治るものではないと頭に入れておきましょう。
参考:日比谷皮フ科クリニック
ニキビ跡は自然に治る?
赤みや色素沈着のニキビ跡の場合、時間の経過とともに薄くなりますが、完全に消えるまでは半年以上かかります。
ただし、1年経ってもニキビ跡が消えない場合は、ニキビ跡が進行して皮膚組織が壊されており、肌のターンオーバーが乱れている可能性も。
自然に治るのを待つと悪化する恐れがあるため、一度気軽に医療機関で診てもらうのが安心です。
参考:ゴリラクリニック
ニキビ跡を消す治療法まとめ
今回は、ニキビ跡を消す方法を紹介しました。自分でアフターケアできることを取り入れて、ニキビ跡を綺麗に消しましょう。
ニキビ跡ができると治りにくく、つらい思いをするかもしれませんが、コツコツ地道に治療を継続していけばきっと本来の肌を取り戻せますよ。