ツバメの巣に期待できる健康・美容効果とは?成分と併せて詳しく解説!

PRあり2023/11/30 2023/07/12

ツバメの巣と言えば、中華料理の高級食材としてよく知られていますよね。でも実は、美容や健康にいいという理由でも注目を集めているんです。

ツバメの巣にはローヤルゼリーの約200倍ともいわれるシアル酸が含まれており、免疫力や皮膚の健康、乳幼児の学習能力など、さまざまな効果が期待できるとされています。

この記事では、それらの効果や成分などについて詳しく解説します。

ツバメの巣とは?

中華料理の高級食材としてよく知られているツバメの巣は、アナツバメ類のうち、数種のツバメの唾液によってつくられた巣のことです。ヒナが巣立った後の放棄された巣を採取して、食材や漢方として使われています。

その歴史はとても長く、約2000年前の唐の時代から、楊貴妃をはじめとした高貴な人たちが食していたといわれています。

中華圏では産後の定番!

中華圏では、お見舞いの品やプレゼントとして選ばれることも多いツバメの巣。特に、妊娠した際にはお母さんと赤ちゃんの健康や子孫繁栄を願って、ツバメの巣を贈ることが多いそうです。

ツバメの巣の成分は?

ツバメの巣の効果を紹介する前に、ツバメの巣が美容や健康によい理由となる、成分について見ていきましょう。カギは「糖鎖栄養素」「シアル酸」「EGF」です。詳しくは以下の通りです。

糖鎖栄養素

ツバメの巣には、糖鎖を活性化する糖鎖栄養素が6種類も含まれています。

糖鎖とは、体内の全ての細胞(約60兆個)の1つ1つに産毛のようについており、鎖状に伸びる物質のこと。

細胞同士のコミュニケーションをとる役割があるため、糖鎖が減少すると傷の再生がしづらくなったり、免疫力の低下につながったりすると考えられています。つまり、健康や美容のために糖鎖はとても重要なのです。

たとえば糖鎖には以下のような働きがあり、健康維持には欠かせません。

・自己再生と修復機能の促進(肌や傷口の修復など)
・ストレスから体を守る
・異物を見分ける
・体の能力の促進

糖鎖の活性化には8種類の糖鎖栄養素が必要となるのですが、なんと、ツバメの巣によってそのうちの6種類を補うことが可能。6種類もの栄養素を補うことができるのは、ツバメの巣だけだと言われています。

ツバメの巣に含まれる糖鎖栄養素

ツバメの巣には、以下の6種類の糖鎖栄養素が含まれています。

・N-アセチルノイラミン酸(シアル酸)
・ガラクトース
・マンノース
・フコース
・N-アセチルグルコサミン
・N-アセチルガラクトサミン

シアル酸

ツバメの巣で注目したい成分が「シアル酸」。これは糖鎖栄養素のひとつである、「N-アセチルノイラミン酸」のことです。ツバメの巣には、ローヤルゼリーの約200倍ともいわれるシアル酸が含まれています。

シアル酸は糖鎖の先端に存在し、人の体の維持に欠かせない成分です。人の体にもともと備わっている成分でもあり、特に産後10日までの初乳に多く含まれていることが分かっています。これは新生児の未熟な免疫機能を補うことをはじめ、ウイルスの感染抑止や健康維持、さらには脳の発達をサポートするためだと言われています。

EGF

EGF(上皮成長因子)は、肌表面の細胞に働きかけ、細胞の再生を促すため、美肌に必要な物質だと言われています。

人間の体内にも存在するタンパク質の一種ですが、20歳頃をピークに分泌量が減少し、40歳では約3分の1の量まで減少するとされています。そのほか、食生活をはじめとする生活習慣によってもEGFが失われるため、年齢や生活習慣の乱れによる肌の悩みには、EGFを補う必要があるのです。

ツバメの巣に期待できる効果は?

ツバメの巣の摂取によって、以下のような効果が期待できます。

・皮膚の保湿効果
・アトピー性皮膚炎の改善
・シミ抑制効果
・傷の修復効果
・育毛効果
・抗ウイルスなどの免疫向上効果
・学習能力の向上

それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。

皮膚の保湿効果

ツバメの巣を食べることで、皮膚の表皮では天然保湿因子(NMF)の一つである「フィラグリン」が増えたという実験結果があります。つまり、ツバメの巣を食べることで皮膚の保湿効果が期待できるということです。

NMFが減少すると水分が失われやすく、肌のバリア機能も低下して皮膚炎につながることもあるため、皮膚炎にも効果が期待できるといえるでしょう。

アトピー性皮膚炎の改善

ツバメの巣を摂取すると、炎症の原因となる「炎症誘発性サイトカイン」(免疫系細胞から分泌されるタンパク質)や炎症に関わる酵素のレベルが減少し、抗炎症効果につながるとされています。

皮膚炎が生じている皮膚における炎症誘発性サイトカインのレベルも、ツバメの巣製剤の治療によって著しく減少したという結果が出ており、アトピー性皮膚炎の治療にも有効な可能性が示唆されています。

シミ抑制効果

ツバメの巣は、シミの原因となるメラニンの形成を阻害する効果が、ビタミンCよりも高いという実験結果があります。つまり、ツバメの巣には、ビタミンCよりも高い美白効果が期待できると考えられるのです。

傷の修復効果

ツバメの巣を皮膚の細胞に添加すると、ツバメの巣の濃度が上がるほど細胞が増殖したという実験結果や、傷に添加すると傷の面積が減少したという実験結果もあります。

これにより、ツバメの巣には皮膚の細胞を増殖させ、傷の修復を促進する効果が期待できるといえます。

育毛効果

シアル酸を塗ることで育毛効果も期待できます。人間に対する実験でも、ほとんどの人に薄毛の改善が見られたという結果が出ています。

その理由は、シアル酸によってIGF-1という成長因子の発現が促進され、髪の毛の成長につながるためだと考えられています。

抗ウイルスなどの免疫向上効果

ツバメの巣に含まれるシアル酸によって免疫向上効果が期待できることも、実験で証明されています。たとえば、インフルエンザウイルスの感染の阻害や、ロタウイルス(乳幼児に多く見られる感染症)による下痢の発生率抑制ができたという結果が出ています。

なお、抗インフルエンザ薬の「タミフル」は、シアル酸の構造をもとに作られています。

また、ツバメの巣のエキスを配合した化粧品を大腸菌や黄色ブドウ球菌といったいくつかの最近に添加したところ、いずれも菌の数が減り、抗菌作用も確認されているそうです。

学習能力の向上

新生児期に「シアリルオリゴ糖」(シアル酸を持つオリゴ糖)を摂取することで、乳児の学習能力の向上が期待できるとも考えられています。ラットを使った実験では、シアリルオリゴ糖を投与したラットは迷路のゴールへの到達率が高く、ゴールまでの時間も短いという結果が出ています。

 

美容や健康に効果が期待できるツバメの巣について、より詳しく知りたい方は、研究やエビデンスに基づいた情報を発信する「ツバメの巣サイエンス・ラボ」も是非チェックしてみてください。

ツバメの巣の摂取方法

ツバメの巣が健康や美容によいからと言って、高級食材でもあるツバメの巣を頻繁に食べるのは現実的ではないですよね。

実は、100%天然のツバメの巣を独自の技術で抽出したエキスを使った、ツバメの巣ゼリーがあるんです。

年齢による美容の調子にお困りの方や、ゆらぎやすい方に特におすすめ。健康や美容のためにツバメの巣を始めませんか?