心療内科への通院歴はバレない?転職や生命保険加入への影響についても解説
「心療内科への通院歴はバレない?」
「通院歴は転職に影響がある?」
本記事では、心療内科への通院歴が転職や生命保険加入に影響するのか解説します。心療内科への通院歴が周りにバレないようにするための注意点も解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
心療内科への通院歴はバレない?
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「心療内科への通院歴がバレない?」
「会社に心療内科に通院していることがバレるかも?」
と思っている方もいるのではないでしょうか。
心療内科への通院歴は、自分から話す以外にバレることはありません。
健康保険組合から、会社や家に情報が開示されることはなく、本人から話す以外にバレることがないのです。
心療内科への通院歴は転職に響く?
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心療内科への通院歴は転職に響くのでしょうか。ここでは、心療内科への通院歴が転職に響くのか、転職を諦める必要があるのかについて解説します。
通院歴があるだけでは転職に響かない
通院歴があるだけでは、転職活動に影響はありません。
職場では、メンタルヘルスへの理解と対応が進んでおり、心療内科の受診は個人のケアを示すポジティブなことと捉えられることも多いです。
転職活動においては、自身の成長や向上への取り組みが評価されることが増えています。
過去の心療内科通院歴を転職先に公表するかどうかは個人の判断ですが、適切なタイミングで公表することで、経験を通じた成長や困難を克服したことをアピールするチャンスともなり得ます。
職場によっては、メンタルヘルスへのサポートを重視する企業も増えており、通院歴が逆にポジティブな要素となることもあります。
また、転職の面接で通院歴を聞かれることがありますが、正直に答える必要があるわけではありません。
企業側は、急な欠勤や退職が出ないように通院歴などを知りたいだけで、必要がないと感じれば心療内科への通院歴を公表する必要はないですよ。
通院歴があるからといって転職を諦める必要はない
通院歴があるからといって転職を諦める必要はありません。
前述した通り、心療内科への通院歴を必ずしも転職先に公表しないといけないわけではないのです。自分の通院歴が業務に支障をきたす場合などは、公表した方がいいと思いますが、必要がないと感じた場合は公表する必要がありません。
そのため、心療内科への通院歴があったとしても、転職を諦めないようにしましょう。
心療内科の通院歴は生命保険会社にバレない?
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心療内科への通院歴があると、生命保険に加入できないのでしょうか。ここでは通院歴があっても生命保険に加入できる条件や、心療内科に通院していることの告知義務などについて解説します。
心療内科通院の告知義務
生命保険に加入する場合は、心療内科に通院していること、またはしていたことを告知する義務があります。心療内科への通院がバレないと思って告知せずに生命保険に加入した場合、後からバレると告知義務違反になります。
- 契約解除
- 契約取り消し
告知義務違反になると、上記のような罰則が与えられる可能性があるのです。
最悪の場合は、ただ罰則が与えられるわけではなく、詐欺行為ということで犯罪に問われることがあります。そのため、バレないかもといって告知しないのではなく、心療内科への通院歴がある場合は、必ず告知するようにしましょう。
条件次第では加入できる場合もある
心療内科への通院歴があると、生命保険への加入は難しくなります。
しかし、通院歴があると生命保険への加入が全くできないというわけではありません。ここでは、通院歴があっても生命保険へ加入できる条件を紹介します。
- 最終通院や治療から5年以上が経過している場合
- 最終通院から5年経っていなくても完治が証明できる場合
- 既に生命保険に加入している場合
最終通院や治療から5年以上が経過している場合
心療内科への最終の通院や治療から5年以上が経過している場合は、生命保険へ加入できます。
また、5年以上が経過している場合は、保険会社への告知義務はありません。
生命保険の加入の際に聞かれることには、直近5年以内の大きな怪我や病気の有無があります。その項目に、医師の診察・検査・治療・投薬が行われたものも含まれるのです。
心療内科への最終の通院や治療から5年以上が経過している場合は、保険会社へ告知する必要がないので生命保険に加入できますよ。
最終通院から5年経っていなくても完治が証明できる場合
心療内科への最終通院から5年経っていなくても、完治が証明できる場合は生命保険へ加入できる可能性があります。
その場合は、医師が発行した完治を証明する証明書が必要です。
また、生命保険へ加入できたとしても特定疾病・特定部位不担保の契約になる場合があります。
特別条件とは、特定の疾病または、特定の部位を一定期間保障の対象から外すことをいいます。この条件を付けて契約した場合、当社が指定した特定疾病または特定部位について、不担保期間中は給付金はお支払の対象となりません。
引用:ライフネット生命
特定疾病・特定部位不担保の契約とは、上記のようなものを言います。
生命保険に加入できたとしても、特別条件での契約になることもあるため、このような契約での加入になる場合は、注意が必要ですよ。
既に生命保険に加入している場合
既に生命保険に加入している場合は、心療内科への通院歴を告知せずに契約を更新することができます。生命保険に加入してから、心療内科への通院を始める場合には特に変更になることはありません。
しかし、既に生命保険に加入している場合でも、注意が必要な場合があります。それは、下記のようなタイミングです。
- 新しい内容を追加する時
- 契約内容を見直す時
上記のようなタイミングでは、通院歴なども見直すことがあります。
その場合は生命保険への加入ができなくなることもあるので、心療内科への通院歴がある場合は新しい契約の追加や契約内容の見直しは控えましょう。
生命保険へ加入できない場合の対処法
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個人で生命保険へ加入できない場合の対処法は、ワイド団信への加入です。
「ワイド団信」とは、団体生命保険の一種であり、企業や団体が従業員やメンバーなどのグループ全体に対して提供する保険商品のことを指します。
- 集団加入
企業や団体が従業員やメンバー全員を一括して加入させることができます。個々の健康状態や年齢によらず、集団としての規模やリスクに基づいて保険料が設定されます。 - 保障内容の幅広さ
ワイド団信は、死亡保障だけでなく、疾病やケガによる入院給付や手術給付、傷害給付など、様々な保障内容を含むことがあります。企業や団体のニーズに合わせてカスタマイズできることが特徴です。 - 効率的な手続き
一括加入となるため、従業員やメンバーが保険に加入する際の手続きが簡素化されます。保険会社との調整も団体が行うため、手間が削減されます。
ワイド団信は、企業や団体が提供する健康保険や福祉制度の一環として活用され、メンバーの健康や安心感を支える重要なツールとされています。
心療内科への通院歴があってもワイド団信の場合は、生命保険へ加入できる場合がありますよ。
心療内科への通院が周りにバレないようにするための注意点
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心療内科への通院が周りにバレないようにするためには、どうすればいいのでしょうか。ここではその注意点について紹介します。
- 家族にバレないようにするためには?
- 知り合いにバレないようにするためには?
- 会社にバレないようにするためには?
家族にバレないようにするためには?
心療内科への通院が家族にバレないようにするためには、健康保険組合からの封筒を自分で開封する必要があります。
健康保険組合から届く封筒の中には、どのようなところで何円支払ったかという履歴が書かれています。その封筒を家族が開封してしまうと、心療内科に通院していることがバレてしまいます。
また、通院する日のスケジュールにも気をつけることが必要です。
いつもと違う行動をすると家族にバレやすいです。
そのため、服装やタイムスケジュールなどにも気をつけましょう。
知り合いにバレないようにするためには?
心療内科への通院が知り合いにバレないようにするためには、オンライン診療をうまく使用する必要があります。
心療内科に足を運んで診察を受けるとなると、クリニックに入るところやクリニックから出てくるところを知り合いに診られることもあります。
もし、クリニックがオンライン診療を行っているのであれば、うまく活用することでバレにくくなりますよ。
会社にバレないようにするためには?
心療内科への通院が会社にバレないようにするためには、受診している医療機関へその旨を伝えておく必要があります。
医療機関へ会社に通院歴をバレないようにしたいという旨を伝えておくことで、会社への情報漏洩のリスクを減らすことができます。
また、自分の口からも会社へは言わないようにしましょう。
どこから情報が伝わるかわからないので、信頼できる同僚や上司にのみ伝えることが重要ですよ。
心療内科への通院歴はバレない|まとめ
本記事では、心療内科への通院歴はバレないのかということや、転職や生命保険への加入についての影響などについて紹介してきました。心療内科への通院歴は自分から言わない限りバレることは少ないです。
ぜひ、転職や生命保険加入の際の参考にしてくださいね。