拒否反応が出るほど仕事に行きたくない原因や対処法を解説

PRあり2023/10/13 2023/10/13

「どうしても仕事に行きたくない」「以前のようにモチベーションを持って仕事ができない」という方も多いのではないでしょうか?

拒否反応が出てしまうほど仕事に行きたくないときは多くの人が抱える症状です。

中には今の仕事が合わず、転職・退職したいと考えている方や人間関係にお悩みの方も降り、仕事に行きたくないと思う原因は人それぞれです。

本記事では、仕事に行きたくない原因や解決法、心療内科に通う方がいい場合などを徹底解説します。仕事に行きたくないとお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

仕事に行きたくない原因とは?

仕事に行きたくないと感じる原因は人により異なります。まずは、なぜ自分が仕事に行きたくないと感じるかを知ると、解決法が見つけやすくなるでしょう。

仕事に行きたくないと感じる原因の例は以下のとおりです。

  • 休み明けで家にいたい
  • 仕事に対するモチベーションが上がらない
  • 人間関係に悩みがある

ここからは、それぞれの原因について詳しく解説します。

仕事に行きたくない原因①休み明けで家にいたい

土日祝日などの連休明けは、特に仕事に行きたくない遠いう気持ちが大きくなります。

土日で夜更かしをしてしまうと朝起きることもつらく、前日から仕事に行きたくないと1日中憂鬱になってしまう方も多いようです。

また、連休中に旅行やアクティブに動いていた方は、仕事に行く日までに疲労が回復せず、体がまだ疲れているという経験をした方もいるでしょう。

連休明けの仕事に行きたくない感情を緩和するためには、夜に自分の楽しみを作ることでモチベーションを維持できます。帰り道にショッピングへ行ったり、夜に友だちと会う約束を作ったり、楽しみを作るだけでも仕事に行きたくないという気持ちが緩和されるでしょう。

仕事に行きたくない原因②仕事に対するモチベーションが上がらない

仕事に行きたくない原因として、仕事に対するモチベーションが上がらないことが挙げられます。

仕事に対するモチベーションが維持できず、何もしたくないと思うこと多くの人が経験しているでしょう。仕事に対するモチベーションが上がらないのは、興味のある仕事でない、またはやりがいを感じる仕事でないことが原因です。

仕事に対するモチベーションが上がらない場合、仕事での目標を定めましょう。目標を定めると、モチベーションを高めやすく、スキルアップを目指せます。

どうしても今している仕事がつらいと感じている方は、転職を考えるのも手段の一つでしょう。

仕事に行きたくない原因③人間関係に悩みがある

職場での人間関係に悩みがあり、仕事に行きたくないと感じる方もいるでしょう。

仕事は人と関わることを避けられないため、上司が苦手、すぐに怒る人がいる、気分で態度を変える人がいる方など苦手と感じる方がいるとますます仕事に行きたくないと感じます。

仕事自体は楽しいと感じていても、人間関係に悩んでいると仕事に行きたくないと考えてしまうようになるでしょう。

人間関係で仕事に行きたくないと感じている場合、部署異動や転職を視野に入れてみましょう。

仕事に行きたくない解決法を紹介

仕事に行きたくない原因を理解した後は、原因に対する解決方法について考えてみましょう。

  • 仕事に行きたくない理由を考える
  • 仕事終わりの楽しみを作る
  • 転職を考える
  • 心療内科へ通院する

ここからは、仕事に行きたくない解決法について解説します。

仕事に行きたくない解決法①仕事に行きたくない理由を考える

まずは、仕事に行きたくない理由を考えてみましょう。

なんとなく頭の中では仕事に行きたくないと考えていても、具体的になぜ仕事に行きたくないかを考えている方は少ないです。

頭の中の情報を理解して自分の気持ちに気づいてあげるために、仕事に行きたくない理由を書き起こしてみましょう。

苦手な人がいる、やりがいがある仕事ではない、朝どうしても起きられないなど理由を考え、少しずつ解決法を考えていくと仕事に対する意識を変えられます。

仕事に行きたくない解決法②仕事終わりの楽しみを作る

仕事に行きたくないと感じたときは、仕事終わりに楽しみを作りましょう。

仕事終わりに映画を見る、友達と会う、買い物をするなど楽しみを考えておくと、前向きな気持で仕事に取り組めるでしょう。

暗い、またつらい気持ちを切り替えるためにも、小さい楽しみを作り仕事のモチベーションを上げましょう。

仕事に行きたくない解決法③転職を考える

仕事に行きたくない原因が明確であり、他の解決法では改善されない場合、転職も視野に入れてみましょう。

仕事を途中でやめてしまうのは甘えではありません。仕事よりも何より大切なのはご自身の体です。自分の気持ちを最優先に考えてあげるためにも、転職を考えるといいでしょう。

労働時間や人間関係、自分に向いていない仕事の場合、転職すると解決できる可能性が高いです。自分の知識や今までの経験を活かしたい、キャリアアップするためにも転職はおすすめの解決法の一つでしょう。

仕事に行きたくない解決法④心療内科へ通院する

仕事に行きたくないという感情以外にも、心の症状や体の症状が現れている場合、心療内科への通院も考えてみましょう。

仕事に行きたくないだけでなく、何事に対しても無気力、ネガティブな感情が心にある、睡眠時間が取れない、食欲が無い場合は、心に原因がある可能性が高いです。

状態が悪化しないためにも、早めに心療内科で相談することが大切です。心の病気は体の病気と異なり、症状がわかりづらく気づいた頃には重症になっていたということも考えられます。

発見が遅くなると、治療にも時間がかかります。以前のように仕事以外にも意欲がわかない場合、心療内科への通院がおすすめです。

仕事に行きたくない原因はうつ病の可能性がある

仕事に行きたくない原因は、「うつ病」の可能性も考えられます。

仕事に対するモチベーションが湧かない以外に症状がある場合は、心療内科へ行く必要があります。

ここからは、うつ病の主な症状や心療内科へ通う必要性について解説します。

うつ病の主な症状

うつ病は、大きく分けて心の症状と体の症状があります。

心の症状 体の症状
意欲低下 不眠・過眠
不安・焦燥感 食欲不振・食欲低下
罪悪感 倦怠感
死にたいと感じる 疲労感
感情が抑えられない 頭痛
人と話すことが辛い めまい
自分を責めてしまう 動悸

うつ病は、ストレスなどにより患う心の病気であり、約16人に1人はうつ病を患うといわれています。うつ病を患うと、仕事や学校また日常生活が普通に送れなくなってしまうほど大きな影響があります。

上記のような症状が現れている場合、うつ病の可能性が高いです。うつ病は心の病気であるため、自分を責めずに治療を進めることが何より大切です。

自分はうつ病だと自己判断をせずに心療内科へ通おう

仕事がつらいと感じたり、一日中憂鬱な気分が続く場合は、心への負担が大きく掛かる前に心療内科へいきましょう。

自分で心の病気を判断することは難しいです。うつ病の症状に当てはまることが多くても、実際には違う心の病で治療法が違うことも考えられます。

病気や治療法を自己判断するのではなく、心療内科へ通院しましょう。心療内科へ通院すると、プロの医師にお悩みや不安を聞いてもらえて、正しい治療法を提案してくれます。

病気は早期発見と早期治療が大切のため、少しでも不安を感じている方は一度心療内科へ足を運んでみましょう。

心療内科で受けられる治療方法

心療内科では、患者様一人ひとりの症状やお悩みに合わせて治療法が提案されます。

心療内科で提案される治療法は以下のとおりです。

  • 薬物療法
  • 休養
  • 時期刺激療法(TMS)
  • 電気刺激療法(ECT)

ここからは、心療内科で受けられる治療法について詳しく解説します。

薬物療法

薬物療法は、薬による治療法です。薬を利用すると脳に作用し、症状や脳のバランスを整えて症状を緩和してくれます。

うつ病に用いる薬は「抗うつ剤」で、症状により利用する薬は異なります。

効果が現れるまでは約2〜4週間かかり、心のバランスが整えられるため症状が改善しても1年間は継続しなければいけません。そのため、自己判断で薬の使用を止めることは極めて危険です。

再発防止やぶり返し防止にも効果があるため、多くの心療内科で取り入れられている治療法の一つです。

休養

十分な休養は、身体にも心にも効果的な治療法の1つです。身体に怪我を負うと、ゆっくり休ませる事が重要とされています。それは、心の病気の場合でも同様です。

心療内科で行われる休養は、脳みそを休ませることを指します。短すぎる休養の場合、再発しやすくなり、休養を長くしてもしっかり機能しない可能性があります。

心療内科では、医師と相談し合いながら休養が行なえます。中には休むことに罪悪感を抱く方もいますが、休息を取ることが何よりも大切です。

少しでも辛いと考えたら、医師の相談の元「休養」を選択してみましょう。

磁気刺激療法(TMS)

画像引用:べスリTMS横浜醫院

時期刺激療法(TMS)は、脳に電流を起こして電気刺激する治療法で、アメリカ発の最新うつ治療です。

日本の厚生労働省にあたるアメリカ食品医薬品局(FDA)から認可を得ている治療法で、2019年には一部の大学病院で保険適用されています。

TMSは、副作用が少なく安全性が高い治療法であり、薬の服用に抵抗がある方におすすめです。

しかし、頭蓋内に磁気が埋め込まれている場合やペースメーカーなどが体内に埋め込まれている場合はTMS治療法は受けられないため要注意です。

電気けいれん療法(ECT)

画像引用:弘前愛成会病院

電気けいれん療法(ECT)とは、電気で頭部を刺激して、脳の機能を改善させる方法です

自殺を考える患者様に特に効果的な治療法であり、有効性と即効性があります。

副作用としては、頭痛や筋肉痛、認知機能低下が挙げられますが、すぐに回復します。安全性も高く、薬の副作用と比べても比較的軽いことから日本でも利用されている治療法です。

失敗しない心療内科の選び方

心療内科は家から近い所が良い、できるだけ時間をかけないクリニックがいいなど患者様によりこだわりがあるでしょう。

しかし、自分に合わない心療内科を選んでしまうと改善までに時間がかかる場合があります。

心療内科の選び方に失敗しないためにも以下のポイントを確認しましょう。

  • 公式ホームページに医師の経歴が記載されている
  • 治療法が豊富か確認する
  • 口コミと体験談をよく確認する

ここからは、心療内科の失敗しない選び方について解説します。

公式ホームページに医師の経歴が記載されている

心療内科を選ぶ際には、公式ホームページに医師の経歴が記載されているか確認しましょう。

心療内科や精神科によっては、経験が浅い医師が開院している可能性があります。経験が浅い心療内科を選ぶと治療が長引いたり、なかなか症状が改善しなかったりトラブルに繋がります。

まずは、公式サイトで検査数や治療数、医師の実績や経験が記載されているか確認しましょう。

治療法が豊富か確認する

治療法が豊富かどうかも心療内科を選ぶ際に重要なポイントです。

薬物治療しかない、他にできる治療法が少ない心療内科の場合、自分に合った治療法を見つけることが難しいです。

また、中には薬物療法は極力避けたいとお考えの方もいるでしょう。心療内科の公式ホームページには、治療法が記載されているため、事前にどのような治療法があるか確認しておきましょう。

口コミと体験談をよく確認する

口コミと体験談を事前によく確認しておきましょう。

心療内科で実際に受診した方のリアルな声を確認することは非常に重要です。治療法や医師の人柄は心療内科へ通う上で知っておきたい情報です。

自分に合った心療内科を探すためにも、リアルな声を確認、または知人から紹介してもらうとより安心感があるでしょう。

心療内科を受診する流れ

心療内科を初めて受診する方は、どのように受診するかわからない方もいるでしょう。

事前に受診する流れを理解しておくと、スムーズに診察が受けられるでしょう。

ここからは、心療内科を受診する流れについて紹介します。

心療内科を受診する流れ①予約

心療内科を受診する際は、まず予約をしましょう。

心療内科の予約方法は、クリニックにより異なります。電話で予約、WebまたはLINEで予約できる心療内科も増えているため、事前にクリニックで確認しておきましょう。

Web予約の場合、24時間受け付けていることが多く、仕事が忙しくて電話予約ができない方はWeb予約が可能な心療内科がおすすめです。

また、心療内科により、診療時間と初診の受付時間が異なる場合があります。初めて通う方は、初診受付時間をよく確認した上で予約しましょう。

心療内科を受診する流れ②来院

予約を終えたら、指定した日程に来院しましょう。

来院時には健康保険証や各種医療法、他のクリニックで受診している方はお薬手帳を持参しなければいけません。

また、他のクリニックで紹介状をもらった場合は、初めて来院した際に受付で提出しましょう。

心療内科を受診する流れ③問診票記入

来院したら受付で問診票が渡されるため、症状やお悩みについて記載しましょう。

心療内科の問診票では、症状やお悩みに関する項目の他にも生活に関する質問もありますが、必ず答えなければいけないというわけではありません。

答えにくい質問であれば、空欄でも問題ないため、できる限りの情報を問診票に記入して提出しましょう。

心療内科を受診する流れ④診療

問診票を基に診療が行われます。

診療の際には、普段の症状や不安に思うこと、お悩みを相談してみましょう。診察の際は感極まって泣いてしまう方も多いです。しかし、医師は心のプロであり、患者様の想いを落ち着いて聞いてくれるため、泣いてしまっても問題ありません。

どうしても話せそうにないと感じた場合は、メモに自分の感情をまとめておくと自分の気持ちも整理できて冷静に相談できるでしょう。

仕事に行きたくない原因と解決法|まとめ

本記事では、仕事に行きたくない原因と解決方法、また心療内科の選び方や受診の流れについて解説しました。

実際に仕事に行きたくないと感じている方は多くいます。どうしても行きたくない時は無理をセず、自分の心が軽くなる手段を考えてみましょう。

また、仕事以外にも意欲がなくなった、ネガティブなことばかり考えてしまう場合は、転職、または心療内科の受診の必要性が考えられます。

心の病気を早く見つけるためにも、少しでも不安に感じたら心療内科で相談してみましょう。