
エラボトックスで後悔してしまう理由と対処法5選!やりすぎると効果ない?効き始めや打ち続けた時の経過も解説
エラ張りの改善や小顔効果が期待できるエラボトックスですが、エラボトックスと検索すると「後悔・失敗」といったワードが見られます。
この記事ではエラボトックスで後悔・失敗するケースとその対処法について紹介していきます。これからエラボトックスを受けようと考えている方はぜひ参考にしてみてください!
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エラボトックスがおすすめのクリニック
この記事の目次
エラボトックスで後悔する失敗例9選
- 効果を感じられなかった
- 効果が継続せずすぐ戻ってしまった
- コケて見える
- 皮膚がたるむ
- 表情が不自然になる
- 左右差が出る
- 打った場所が腫れる
- 噛む力が弱くなる
- 値段が高すぎる
効果を感じられなかった
エラボトックスはエラ張りの原因が咬筋ではない場合や注入量が少なかった際に、期待できる効果を実感できないケースがあります。
特に、注入量が少なすぎる、打つ場所が間違っている際に効果を実感しにくいケースが多いです。
参考:湘南美容クリニック
効果が継続せずすぐ戻ってしまった
エラボトックスで期待できる効果は永久的ではなく、4ヶ月~6ヵ月と期間が決まっています。
ボトックス製剤の注入量や施術後の過ごし方によって、効果が持続する期間が短くなってしまう場合もあります。
参考:湘南美容クリニック
コケて見える
エラボトックスは咬筋の突出を軽減することで小顔に見せる施術ですが、かえって頬がこけて見えてしまう場合があります。
頬の位置が高い人、頬の下が凹んで頬コケのある人は、咬筋が薄くなることで今までエラの張りで隠れていた頬のコケがかえって目立ちやすいです。
皮膚がたるむ
エラボトックスで咬筋の突出が軽減されると、突出に伴って引っ張られていた皮膚が余り、たるんだ印象に見える場合があります。
注入量が過剰な際に生じることが多いため、適切な注入量を選択する必要があります。
表情が不自然になる
エラボトックスは打つ位置や量を間違えると表情が不自然になる可能性があります。
注入量が多すぎて、咬筋以外に口角周囲の筋肉にも作用してしまった場合、口角を上げにくい、うまく笑えないなどの症状が現れます。
また、広範囲に作用することで全体的に表情が硬くなってしまう失敗例もあるため注意が必要です。
左右差が出る
エラボトックスは通常左右両方に施術をしますが、打つ位置が左右対象ではない場合や咬筋の発達具合によって左右差が生じる可能性があります。
左右差が生じるとものを噛むときに違和感が生じる、左右でアゴのラインが異なるなどの症状が生じてしまいます。
打った場所が腫れる
エラボトックスは該当部位に注射器を用いてボトックス製剤を注入します。
打つ場所によっては内出血を起こして一時的に腫れる可能性があります。また、施術当日~1週間にかけてむくみを感じる方もいるようです。
噛む力が弱くなる
画像引用:水の森美容クリニック
筋肉の働きを抑制させる力があるため、咬筋を使って普段咀嚼をしていたものが使えなくなることで、一時的に噛む力が弱くなったと感じることがあります。
噛むための筋肉は他にも3つ存在するため、咬筋が作用しなくなっても生活に支障を及ぼすことは少ないですが、一時的に噛む力が弱くなったことを失敗と感じる方もいる用です。
値段が高すぎた
エラボトックスは自由診療になるため、施術費用は施術を受けるクリニックや地域、部位や注入量によって異なります。
同じ施術でも初めて受ける施術で費用相場がわからず、高額な費用を支払ってしまう失敗もよく聞かれます。
エラボトックスを打って
後悔してしまう理由
- 骨格が原因の場合効果が出にくい
- 効果が出るまで時間がかかる
- 施術後のアフターケアが間違っている
- 永久的に効果は続かない
- 注入する量が多すぎる
- 打つ場所が間違っている
- ボトックスの種類と相場を知らなかった
骨格が原因の場合効果が出にくい
画像引用:水の森美容クリニック
エラの張りは咬筋のハリのみではなく、骨格や脂肪が原因の可能性があります。咬筋が原因でない場合には、エラボトックスでは効果を実感しにくいです。
骨格が原因の場合には骨切りを行う必要があり、エラボトックスは効果がなかったと後悔してしまうことがあります。
参考:水の森美容クリニック
効果が出るまで時間がかかる
エラボトックスは効果が出るまで時間がかかります。
施術数日後から徐々に効果が出始め、7日後にピークを迎えます。その後4~6ヵ月は効果が持続しますが、打った後数日間は効果を実感しにくいため、時間をおいて経過を見ることが重要です。
参考:水の森美容クリニック
施術後のアフターケアが間違っている
エラボトックス後のアフターケアを間違えると効果を実感しにくくなったり、効果持続期間が短くなったりします。
ボトックス製剤に含まれるボツリヌス菌は熱に弱いため、エラボトックス直後の入浴や激しい運動は禁止されています。
施術後数日間に誤ったアフターケアを続けると、効果が弱くなる、注入部位に内出血が起きるといったことが生じるため注意が必要です。
永久的に効果は続かない
エラボトックスの効果は4~6か月間ですが、半永久的に持続すると勘違いしていると後悔する原因になります。
ボトックスを継続して打つことで咬筋が萎縮するため、徐々に効果持続期間は長くなりますが、永久的な効果ではない点は後悔しないために抑えておきましょう。
注入する量が多すぎる
ボトックスの注入量が多すぎると、広範囲に効果が及んでしまい、他の余計な筋肉まで抑制していまうと後悔する原因になりやすいです。
1度で大きな効果を得ようとして、注入量を多くすると表情が不自然になるなどの症状が生じる可能性があります。
打つ場所が間違っている
一部の筋肉の動きを抑えることで、骨の形や他の筋肉の動きが目立つことがあります。特に、耳たぶと口角を結ぶラインよりも上に注入すると、顔に凸凹が生じることがあります。
表情筋の癖を確認しながら、どの部位のどの層に、どれだけの製剤を注入するか見極めるために、カウンセリングを丁寧に行ってくれるクリニックを選びましょう。
ボトックスの種類と相場を知らなかった
ボトックスの値段相場を知らないと、相場よりも高い料金を払って後悔してしまう可能性があります。
ボトックスの相場は25,000円~50,000円程度で、使用するボトックス製剤の種類によって金額は大きく異なります。
ボトックスを打つ量に対する金額が相場よりも高すぎないクリニックを選ぶには、いくつかのクリニックを比較しましょう。
エラボトックス前に知っておきたい
ボトックス製剤の副作用
エラボトックスを含む、ボトックス製剤を用いた美容施術には以下のような副作用が生じる可能性があります。
- 内出血
- 腫れやむくみ
- 吐き気
- めまい
- 表情がなくなる
- 表情に違和感が生じる
特に内出血や腫れは施術後数日間に渡って、注入部位に生じる可能性が高いです。
ボトックス製剤が効きすぎて表情筋にまで作用すると表情がなくなったり、違和感が出る可能性があります。
吐き気やめまいは額に打つボトックスで生じることが多いですが、エラボトックスでも生じる可能性があります。
吐き気やめまいが生じた際には、すぐに施術を受けたクリニックで診察を受けましょう。
参考:東京中央美容外科
エラボトックスで失敗したときの
対処法3選
- 時間の経過を待つ
- 中和剤を打つ
- 他の美容施術を検討する
時間の経過を待つ
エラボトックスを打つ場所や注入量で失敗した場合には、時間の経過でボトックスの効果が弱まるのを待つことが一番の対処法です。
ボトックスの効果は良くも悪くも永久的ではありません。4~6ヵ月ほどで効果は薄れてくるため、失敗したと感じた時は慌てずに時間の経過による症状の軽減を待つことが重要です。
中和剤を打つ
エラボトックスで失敗・後悔した際に、ボツリヌス毒素の中和剤(アセチルコリン塩化物)を注入することで、ボトックスの効果を弱めることができます。
中和剤の注意点としては、劇的な変化が1度の治療で得られるわけではないこと、注入時の痛み、稀ではありますがアレルギー反応があることがあります。
中和剤によるボトックス修正治療は複数回行う必要がありますが、ただボトックスの効果が切れるのを待つだけで不便な生活を強いられる時間を少しでも短くしていくという意味では非常に有用です。
参考:城本クリニック
他の美容施術を検討する
骨格や脂肪が原因でエラが張っている場合には、エラボトックスによる効果は期待できないため、他の美容施術を検討する必要があります。
具体的には、骨格が原因の場合には骨切り・骨削り、脂肪やたるみが原因の場合には脂肪吸引やHIFUがなどもあります。
エラボトックスで失敗・後悔しない
対策4選
- 注入量に気を付ける
- 安全な製剤を選ぶ
- 事前のカウンセリングを綿密に受ける
- 施術後の注意事項を守る
注入量に気を付ける
エラボトックスの注入量はエラの張り具合や打つ範囲、治療部位によって適切な量が異なります。
注入量が少なすぎると効果が実感できませんが、注入量が過剰になるとボトックスの効果が表情筋にまで及び、表情が硬くなったり笑顔が不自然になったりします。
エラボトックスは単位数やccごとに料金が定められていますが、最初は少なめに注入し、慣れてきたら徐々に注入量を多くするといった段階を踏むことが大切です。
安全な製剤を選ぶ
ボトックス製剤には、アメリカのアラガン社が製造しているボトックスビスタと、ボツラックスをはじめとする韓国製の製剤があります。
米国FDAや日本の厚生労働省から安全性が認められていて認可されているのはボトックスビスタのみですが、施術費用は高額になります。
逆にボツラックスやコアトックスのような韓国製剤は料金が安いですが、国内では安全性が認可されていません。
「効果がなかった」といった後悔や失敗を避けたい方は、アラガン社製のボトックスビスタを扱っているクリニックで施術を受けましょう。
事前のカウンセリングを綿密に受ける
自分のイメージと施術者のイメージが異なっていると、施術後の思っていた結果と違い後悔する場合があります。
自分の理想と伝え、思い通りの結果になるかは、事前のカウンセリングで綿密に相談しましょう。
エラが張っている原因がボトックスの適応ではない可能性もあるため、柔軟に他の施術を検討することも大切です。
施術後の注意事項を守る
エラボトックスの施術後には、適切なアフターケアが重要です。
アフターケアでは、
- 注入部位を触らない
- マッサージをしない
- 当日の入浴は避ける
- 激しい運動を避ける
これらをはじめとする医師の指示に従って注意することが必要です。
特に、ボツリヌス菌の成分は熱に弱いため、入浴や激しい運動を避けることが重要になります。
エラボトックス以外に小顔効果が
期待できる美容医療は?
施術 | エラボトックス | エラの骨削り | 糸リフト | HIFU | 脂肪吸引 |
---|---|---|---|---|---|
施術 方法 |
ボトックス製剤を注射器で注入 | 口の中を切開し骨を削る | ホホに医療用糸を入れて吊り上げる | 超音波による熱を加えてたるみを引き上げる | 極細針を刺して脂肪を吸い出す |
メリット | ダウンタイムがほとんどない | 理想の骨格にできる | たるみに対して効果〇 | たるみ治療が手軽に行える ダウンタイムが短い |
部分痩せができる もとに戻りにくい |
デメリット | 効果の持続は4~6ヵ月 | 手術になるためダウンタイムが長く、 料金も高い |
効果の持続は1~3年 | 複数回施術を受ける必要がある | 費用が高く、失敗の可能性がある |
ダウンタイム | 1~2日(ほぼなし) | 2週間~1ヵ月 | 2週間 | 3~5日 | 数日~2週間 |
費用相場 | 20,000~50,000円 | 500,000~1,000,000円 | 50,000~100,000円 | 20,000~100,000円 | 200,000~300,000円 |
参考:東京中央美容外科
エラボトックスとは?
効果や経過について解説
施術名 | エラボトックス |
---|---|
期待できる効果 | 小顔効果 エラ張りの改善 歯ぎしりの改善 |
作用機序 | ボトックス製剤で咬筋の働きを 抑制・萎縮させる |
持続期間 | 4~6ヵ月 |
メリット | ダウンタイムがほぼない 手軽に受けられる 施術時間が短い |
デメリット | 噛む力が慣れるまで弱まる 効果は期間限定 |
費用相場 | 20,000~50,000円 |
ダウンタイム | 1~2日 (ほぼなし) |
ボトックスの効果・作用機序
※自社作成
エラボトックスは、エラの筋肉(咬筋)にボトックス注射を行い、筋肉を萎縮させて小顔を目指す施術のことです。
施術時間は10~15分と短く、ダウンタイムも1週間程度と短期間で済むため手軽に施術を受けられることがポイントです。
エラボトックスには以下のような効果が期待されます。
- フェイスラインの引き締め
- 歯ぎしりの改善
咬筋の働きを抑えることで突出部を萎縮させ、頬からアゴにかけてのフェイスラインを引き締める効果が期待できます。
また、咬筋の働きを抑制するため、歯ぎしりの改善効果も期待できます。
参考:湘南美容クリニック
エラボトックス効果はいつまで?
エラボトックスの効果は4~6ヵ月ほどです。
施術後数日から効果が出始めて、7日目にピークを迎え、その後効果は4~6ヵ月ほど継続します。
続けてエラボトックスを打つことで、咬筋が萎縮していき(廃用性萎縮)、ボトックスの効果は徐々に長く続くようになります。
参考:東京中央美容外科
エラボトックスの費用相場
エラボトックスの費用相場は、アラガン社製のボトックスビスタで20,000~50,000円、韓国製のボツリヌス製剤では10,000~20,000円となっています。
片側や1箇所、単位ごとに料金設定されているため、クリニックを選ぶ際には注入量に対する料金で比較するようにしましょう。
ボトックス製剤の種類
薬剤 | ボトックスビスタ | ボツラックス | コアトックス | ニューロノクス |
---|---|---|---|---|
製造国 | アメリカ (アラガン社) |
韓国製 (ヒューゲル社) |
韓国製 (メディトックス社) |
韓国製 (メディトックス社) |
特徴 | 日本人への 有効性を確認 |
ボトックスビスタの ジェネリックに相当 |
耐性がつきにくい | ボトックスビスタの ジェネリックに相当 |
価格帯 | 20,000~70,000円 (両側) |
10,000円 (両側) |
6,000~10,000円 (両側) |
4,000~10,000円 (両側) |
持続期間 | 3~6ヶ月 | 3~6ヶ月 | 3~4か月 | 3~6ヶ月 |
認可 | 米国FDA 厚生労働省 |
KFDA (韓国⾷品 医薬品安全庁) |
韓国MFDS | KFDA (韓国⾷品 医薬品安全庁) |
エラボトックスのメリット3選
- ダウンタイムがほとんどない
- 施術時間が短い
- 効果が半年近く持続する
ダウンタイムがほぼない
エラボトックスはほとんどダウンタイムがなく、他の美容施術と比較しても注意しなければいけない点は圧倒的に少ないです。
注射した部位に内出血や跡が数日間残る可能性がありますが、化粧で隠せる程度か目立たないものがほとんどです。
そのため、時期やスケジュールを気にせず施術が受けられます。
施術時間が短い
エラボトックスは注射を該当部位に打つだけなので、施術が5~10分ほどで終了します。
すぐに効果が出るのではなく、数日かけてゆっくりと効果が表れるので施術当日に不都合が生じることもありません。
効果が半年近く持続する
エラボトックスの効果は4~6ヵ月ほど持続し、継続して打つと効果が継続する期間は徐々に長くなっていきます。
HIFUのように、2週間おきに施術を受ける必要がないため、忙しい方でも手軽に受けられます。
エラボトックスでよくある質問
エラボトックスはどれくらいの頻度で打つ?
エラボトックスを複数回受ける場合には、3ヵ月の間隔で3~5回の施術を受けます。効果が完全に切れる前に打つことがポイントです。
エラボトックスで効果が実感できるのは何回目?
エラボトックスは1回の施術でも、エラ張り改善の効果は十分に期待できます。
エラボトックスで注入する量はどれくらい?
エラボトックスで注入する量は通常40~60単位の量を入れます。筋肉量や顔の大きさ、性別によって適切な注入量は異なるため、医師と必ず相談して決めましょう。
エラボトックスは痛みがある?
エラボトックスは痛みが少ない美容施術です。施術から施術後にかけて生じる痛みは、注射時の痛みのみです。ダウンタイムもほぼないため、美容医療をはじめて受ける方にも人気できます。
エラボトックスで後悔・失敗しない方法 まとめ
エラボトックスでよくある後悔・失敗と、対処法や対策について解説してきました。
エラボトックスは比較的失敗の少ない施術でとなっております。気になる方はぜひカウンセリングを受けてみてください!