中高年の女性を悩ます更年期障害について具体的な症状をご紹介!

PRあり2024/02/29 2024/02/29

中高年の女性を悩ます更年期障害。一般に、閉経前後5年の約10年間、45歳ぐらいから55歳ぐらいまでの約10年間が更年期にあたると考えられます。

厄介なのは、更年期になるとホルモンバランスが乱れ、それによってさまざまな不調が現れやすくなります。これがいわゆる更年期障害で、1つではなく同時期に複数の症状が現れるのが悩ましいところです。

更年期障害の具体的な症状

動悸・息切れ、手足の冷えのほか、頭痛、めまい、ほてりなど、からだの様々な箇所で色々な症状に悩まされます。

そんな更年期障害に味方にできるのが漢方薬です。漢方薬のよいところは、複数の症状に対して一度に効果が期待できるところ。 ただし、漢方薬はその人の体質や体格などによって対応できる・できないが決まりますので、その人とぴったり合えばよく効きますが、合わない場合はなかなか症状が改善されないということもあります。

病院に行かなくても、市販薬としてさまざまなものが用意されており、気軽に試すことができます。

いくつかの例をご紹介します。

症状 漢方の種類 効果 商品の例
動悸、不眠がある方に 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) 乱れた気のバランスを整え、過剰な熱を抑えるため、イライラなどの精神不安、不眠を改善 漢方セラピー「クラシエ」漢方柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒
冷えや腰痛のある方に 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) のぼせ、下半身の冷え、頭痛、肩こりなどに効果 ツムラ漢方桂枝茯苓丸料エキス顆粒A
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 冷えや疲れ、貧血、頭痛、腰痛、肩こり、むくみ月経異常にも効果 漢方セラピークラシエ当帰芍薬散錠
のぼせ、イライラ、ホットフラッシュ(急な発汗)がある方に 加味逍遙散(かみしょうようさん) ホットフラッシュ、ほてりやイライラ、不安感、異常月経、不眠など幅広い症状に効果 ツムラ漢方加味逍遙散エキス顆粒
心身が疲れ胃腸が弱く、不安感不眠がある方に 知柏地黄丸(ちばくじおうがん) のぼせ感が強く、足腰がだるい・疲れが取れないなどの不調に効く 漢方セラピー JPS知柏地黄丸料エキス錠N

漢方薬は医薬品なので、うまくいけば高い効果が期待できますが、副作用もあります。正しく効果を得るために、各漢方薬の詳細情報を確認するとともに、迷った場合は遠慮せず薬剤師等の専門家に相談するのがよいでしょう。