新しい子宮頸がん検診のお知らせ

子宮頸がんの原因のほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の中~高リスク型感染にあります。HPVは主に性交渉により子宮頸部感染し、数年から10年の間にがんを発生させます。

HPV検査が陰性であれば、次の検診は3年後でもよいと言われており、米国では細胞診とHPV検査を一緒に施行するのが通常(9割以上)となっています。

当院では6月よりこの最も正確で前がん状態やHPVの検出に優れ、1回の検査で両方できる検査LBC(液状細胞キット+サーベックスブラシセット)を導入しました。1回の検体採取でたくさんの細胞がとれ、HPV中~高リスク検査ができるため「とても精度が高く簡単な子宮頸がん検診」になります。細胞やHPVが陽性(異常あり)の場合、とり直さなくても追加でHPV型検査(自費12,000円)もできます。
陰性なら次回は3~5年後のがん検診でも大丈夫と言われています。新しい「進化型がん検診」ぜひ受けてください!