新型コロナワクチン接種後の乳がん検診について

2021.08.30

乳がん検診はお受けになっていますか？

これから乳がん検診を受診する予定の方で、新型コロナワクチンを接種していない方に、日本乳癌検診学会からの対応手引きより一部抜粋してご案内致します。

【新型コロナワクチン接種に伴い、ワクチン接種側の片側性リンパ腫腫大、特に腋窩リンパ節腫大が接種後によく見られる臨床症状（所見）で、最長ワクチン接種後１０週間まで持続します。
ワクチン接種後、早くて１~２日でワクチン接種側の片側性リンパ節腫大が発症しますが、ワクチン接種後の反応性リンパ節腫大は、良好な免疫反応を獲得している兆候ですので心配はいりません。反応性リンパ節腫大で偽陽性になり、その後の不要な追加検査やそれに伴う患者さんへの不安を防ぐ為にも乳がん検診は、ワクチン接種前に施行するか、２回目ワクチン接種後少なくとも６~１０週間の間隔をおいてから施行する事を推奨します。】
とあります。可能でしたら、受診時期を検討いただけたらと思います。